【上海在住日本人のコロナ日記】ボランティア活動に勵む佐藤敦さん、みんなの「ありがとう」で疲れも感じず

人民網日本語版 2022年05月01日13:37

佐藤敦さんは1年前に上海市にやって來て、市內の浦東新區で暮らし、ある調味料企業に勤めている日本人だ。佐藤さんが住むコミュニティでは、3月21日にPCR検査で陽性者が出たため、封鎖管理が行われている。佐藤さんは毎日テレワークで仕事をしているほか、コミュニティのボランティアチームに加わり、時には白い防護服に身を包んで、PCR検査の手伝いなどのボランティアをしている。

佐藤さんは封鎖管理が始まった當初を振り返り、「當時は困惑したし、不安だった」と語る。しかし、コミュニティの日本語が話せるボランティアが家まで來て佐藤さんの質問に答えてくれたり、食料の配給をしてくれるなどして、最初の困難な時期を乗り越えるのを助けてくれた。そうしたことから佐藤さんにもボランティアチームに加わろうという気持ちが芽生え、「自分の実際の行動で恩返しをしよう」と思ったのだという。

他のボランティアスタッフと一緒に宅配荷物を消毒する佐藤さん(寫真右)

佐藤さんが住んでいる濰坊新村街道(エリア)は外國人の住民が比較的多い。コミュニティの責任者である陸俊春さんによると、このエリアには世界50ヶ國?地域から來た外國人1萬人近くが住んでおり、コミュニティ內には外國人向けのサービスステーションも設置されている。新型コロナウイルス感染拡大が深刻化したことをうけ、コミュニティでは50人からなる外國人ボランティアチームを立ち上げ、うち日本人が約15%を占めるという。

他のボランティアと一緒に住民に抗原検査キットを配る佐藤さん(寫真中央)

佐藤さんは中國語が堪能で、英語も少し話せるため、ボランティアの仕事でとても頼りにされている。配給食料の運搬のほか、佐藤さんは防疫政策の連絡やPCR検査の際の秩序維持、個人データの読み込みといった仕事を受け持っている。住民と直接接觸する作業をする場合は、ボランティアも防護服を身に著け、手袋をつけ、防護用ゴーグルをかけるなどして「完全武裝」する必要がある。佐藤さんは、「體力的には疲れているが、みなさんの『ありがとう』をもらうことで、精神的には疲れない。人助けをすることができて、自分もとてもうれしい」と語る。

20年前、佐藤さんは中國で2年間働いたことがあり、その縁は20年後の今も続いている。この特殊な時期に、佐藤さんは自分のやり方で上海を応援している。(編集AK)

防護服姿の佐藤さん

「人民網日本語版」2022年5月1日

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